置かれた数珠
数珠の修理方法

数珠の修理は自分でできる?自宅で数珠を修理する方法

長く使用する数珠は、経年劣化によって壊れてしまうことがあります。数珠修理は専門の仏具店に依頼するのが一般的ですが、もしかしたら自身の手で修理できるかもしれません。ここでは、自宅でできる数珠の修理方法をご紹介します。

紐を整えて編み上げる

数珠のトラブルで最も多いのが、紐が切れて珠がバラバラになってしまうことです。紐が切れてしまったら、まずはパーツが全て揃っているか確認しましょう。パーツを紛失している場合は、まずは失くしたパーツを探してください。
パーツが全て揃っていることが確認できたら、新しい紐を用意して、先端部分を整えます。紐の長さは最後に調整できるので、長めの紐を用意しておくと良いでしょう。先端部分がバラバラで珠を通しにくい時には、糊で固めるかライターで軽くあぶってください。
紐に順序良く珠を通したら、紐を編み上げて完成です。紐が長ければ余分な部分を切って調整しましょう。珠の配置は決まっているので、順番が分からなくなってしまったら、他の数珠を参考にしてください。
紐が切れた程度の修理なら比較的簡単に行なえますが、無理に修理を行うと不格好な仕上がりになったり、破損が進んだりします。珠の配置がわからない、紐を編み上げることが難しいという場合には、無理をせずに仏具店に修理を依頼しましょう。

珠を紛失しないように注意

紐が切れた程度であれば自身の手で修理できますが、珠を紛失したり珠が割れたりした場合は、パーツの買い替えが必要となります。身近なお店で簡単に手に入るようなものではないので、数珠は極力丁寧に扱うように心がけましょう。
珠の交換が必要となった時には、仏具店に相談してください。数珠を専門的に扱う仏具店なら、さまざまな種類の珠を用意しています。注文すれば取りよせることもできるので、困った時にはプロを頼りましょう。

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